犬と猫と人間のよりよい暮らし of バジル オフィシャルサイト


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ダイナミックで透明感のあるボーカル、メロディアスな楽曲、ピアノをメインにしたサウンドの爽やかポップスユニットです。

第5回 地域の一員として共に生きる 2013年1月26日(土)

3回目、4回目と残念ながら欠席したのですが、最終回の5回目に参加させていただきました。今日の題目は、「地域の一員として共に生きる」という事で、日本動物愛護協会の先生にお話を伺いました。みなさん、それぞれの地元でも犬猫がいるかと思いますのが、そういう犬猫と人間がどう付き合うかというお話ですが、実は犬猫と人間だけではなくて、人間同士もとても重要なのだと力説していただきました。人間と動物については、動物愛護法を遵守するというのが一番のようです。人間同士で着目したのは、動物嫌いや無関心な人もたくさんいる事を認識しないといけないという事です。そういう人の事も考えてあげないと、地域でうまくやっていけないだろうと思うわけです。ありがちなのが、動物が好きな人が、その好きな感情を人に押し付けてしまう事です。音楽でも通じる部分はありますが、自分が好きなものが他人も好きだとは限らないので、押しつけは絶対してはいけないよねという事は、私もいつも意識してます。
地域猫活動の話が出ましたが、やはり勘違いされている人が多いようです。地域猫活動というのは、野良猫に餌付けをする事ではなくて、野良猫を殺処分せずに0にする事であると明確にお話されました。まさにそうだと思います。野良猫だと餌付けをしたい気持ちはあるのですが、してしまったら、自分が飼い主になるという責任を持たないといけません。よく犬猫は家族の一員という話をよく耳にしますが、家族の一員という事は、外でそそうをしても、犬なので許して下さいでは、済まされないという事。犬であろうと近所迷惑をかけたら、家族の一員であるという認識の元、飼い主が責任を追わないといけません。野良猫をなくすためにはどうするのか?という事ですが、まずは地域の野良猫を調べるところがスタートです。野良猫と言っても、本当に飼い主がないのか?または、飼い主がいても、外飼いをしているのか?を調べて、飼い主がいて外飼いしている場合は、室内飼いを徹底する、また本当の野良猫の場合は、不妊去勢を施して、一代限りの人生を全うしていただく、その場合、不妊去勢手術の助成制度などを使って行政にも協力してもらうなど、対策が考えられます。あと殺処分の現状など、知らない人がたくさんいるので、啓発活動の中で、知らない人に知ってもらう事の重要さも話されてました。今回のお話は、とても主張が明快で、かつ納得できる内容でした。

第2回 犬の気持ち猫の気持ち 2012年12月8日(土)

今回も、前回に引き続き、山田先生の講演です。
副題に〜修正を知ってしつける〜とあります。
犬、猫の性格に、成長などを理解して、飼う上でのプラスにしていこうという内容です。
 犬からですが、産まれてから、どんな成長をするのかの説明です。大人になるまでは、大型犬、小型犬とで、多少の差はありますが、半年〜1年で、性成熟し、発情期を迎えます。
それまでに、社会教育をしておく必要があって、それを怠ると、問題行動をどうしても起こしてしまいます。八週齢の理由は、ここにあるのですけど、このあたりは、人間と同じかもとも思います。
あとは、犬の習性、しつけなど、行動に関する説明などありました。あちおは、人間との年齢の対比表がありますが、犬は精神年齢は人間で言う、2〜3歳児で止まってしまうそうです。
 猫についても、産まれてからの社会性を植え付けさせるための説明がありました。私が以前、実家で飼っていた猫は、半分外に出していたので、室内飼いは、かわいそうかなという気持ちはちょっとありましたが、猫の習性を考えると、そんな事はないというお話でしたので、そこはとても納得がいきました。逆に外は危険がいっぱいです。自動車事故はけっこう多いですが、人からの虐待や、食べ物の中毒、他の動物からの攻撃、寄生虫、病気の感染など、たくさんあります。また、近所に迷惑をかけてしまう事もあるでしょう。実際に野良猫の平均年齢は3〜5歳なのは、そのためです。家で飼う猫は、15年くらいは普通に生きますから、その差は、はっきりしてます。
 室内で飼う上での必要な環境の説明がありました。ストレスなく心地よく生活するためのノウハウとして、とてもためになりました。あとは、爪研ぎの習慣や、動くものを追ったり、ガサガサする音が好きだったり、高いところが好きだったりの説明があり、以前、私が飼っていた猫もまさにそうでしたので、とても納得です。また、掃除機、洗濯機など大きな音は苦手だったり、トイレは清潔であるべきとか、飼う上で、いろいろ気をつけていこうと思います。あとは、犬同様に、人間との年齢対比表があります。15年で人間の76歳だそうなので、これくらいまでは、普通に生きるのだろうと思います。たまに20歳くらいの猫がいますが、人間で言うと、96歳だそうです。猫については、まず、不妊去勢手術をしましょうというのは当然の事としてあるのは言うまでもありません。

 講演の後は、犬派と猫派に分かれて、先生も交えての座談会でした。

3回目は、川崎市の動物愛護センター見学なのですが、残念ながら私は出席できないので、次回は、年明け4回目からの参加になります

第1回 犬と猫と人間のよりよい暮らし  2012年12月1日(土)

昨年末〜今年の始めにかけて参加した勉強会を主催した、「ペットと最期まで」さんのお誘いで、今回の勉強会に参加しました。
場所は、川崎市宮前区の宮前市民館という場所です。
ほぼ、犬もしくは猫を買っている方、または保護活動、里親探しの活動などをされている方が、より深い知識を得るために参加しています。
第一回と第二回は、公益社団法人 日本愛玩動物協会 神奈川支部 事務局長の山田広美先生に講演いただきました。
 一回目の副題に、〜命あるものと暮らす責任と大切さ〜という事でのお話でした。
出席者の自己紹介から始まって、山田先生のお話になるわけですが、最初は、避けて通れない、殺処分数のお話からです。犬猫殺処分数の多い都道府県のリストなどを見せていただき、その後、川崎市、横浜市、神奈川県などの殺処分、譲渡数も紹介いただきました。川崎市は、年々減っているので、0になるのも近いのではと期待もしてしまいそうです。殺すのは行政なのですが、行政だけが悪いのではないので、この悪い循環を断ち切るようにしないといけないと感じました。
 業者から引き取られた売れ残りの病気持ちの犬猫の写真が資料に掲載されてますが、見ていて心が痛みます。動物を商品として扱っているといのが、ちょっと許せないと感じます。
 飼い主が犬を捨てる理由が資料に書いてありますが、ほとんどが飼い主の身勝手です。老犬、老猫のホームもありますが、値段もかなり高く、かなり営利目的感が、露骨に出ている感じがします。しかも、ホームの犬猫は、飼い主が来ると、連れて帰ってくれるのではと期待するそうです。やはり施設よりも我が家がいいのです。猫に関してですが、野良猫が産んでしまった子猫の殺処分数がなかなか減りません。これは、不妊去勢手術に尽きるとおっしゃってました。そして完全室内飼いで、一代の人生を全うしていただくのが幸せだろうという事でした。
 今年は、動物愛護法の改正があり、この件も触れておりました。八週齢については、業者の猛烈な反対により、実現はしたものの、すぐにではなく、何年か段階を踏んでという、ちょっと曖昧な結末になりました。ただ、夜8時以降の販売の禁止、ネットでの販売禁止、行政の引き取り義務の撤廃など、満点とはいかないまでも、かなりの前進はあったように感じます。
 アメリカの例も説明がありましたが、アメリカは、裏でこそこそやっていた生体の販売が禁止になったそうです。日本でも以前は、デパートなんかで犬猫の生体販売を目にする事がありましたが、最近は、見なくなりました。実際には、まだあるのですけど、生体販売については、リスクや批判が多い事が、世間的にかなり周知されて来たのではないかと思います。

 先生のお話の後、出席者が、自分の飼っている犬猫の写真を、模造紙に貼ったり、あと、犬猫を飼ってうれしかった事、大変だった事などを、模造紙に書き寄って、おやつを食べながらの交流会となりました。